【コロナで結婚式自粛ムード】結婚式を延期・中止すると料金は?延期した実体験を教えます

【コロナで結婚式自粛ムード】結婚式を延期・中止すると料金は?延期した実体験を教えます結婚式

今回コロナ(新型肺炎)の影響で結婚式の延期・中止決定が相次いでいますね。

私の友人も3月中旬に結婚式を予定しておりましたが延期になりました(*_*)

実は私も2019年に大型台風が直撃し、前日に延期を決定した過去があります。
今回は昨年からたびたび話題になっている結婚式の延期料・キャンセル料について実際に延期した私の体験談も含めてお話しします。

(追記)緊急事態宣言の発令に伴い、結婚式場の一部は営業中止しております。
状況も常に変化しておりますので私の2019年度の実体験と現状では異なる点もあることをご理解ください。


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結婚式は延期やキャンセルができる?

結婚式の延期やキャンセルを考える
結論から言うと、結婚式の延期やキャンセルは可能です。

こちらがキャンセルを申し出れば、式場側が「キャンセルできません」と言うことはまずないです。

というのも、契約した時点で契約書にキャンセルや延期の旨が必ず書かれています。
もし、契約書にこのことが書かれていない場合は契約前に確認するようにしましょう。

まぁ、99%以上の方は何事もなく当日を迎え、無事に結婚式を終えることでしょう。
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どういった時に結婚式の延期やキャンセルを考えるのか

結婚式の延期やキャンセルを考えなくてはいけないケースもあります。
ご自身の病気や身内の不幸、天災など起こりうる確率は低いですが様々な要因が考えられます。

今回の新型肺炎の蔓延も新郎新婦にとっては予期しないアクシデントです。

その他にも両親と揉めて式場を変更することになったり結婚式までに婚約が破談になったり、経済的にどうしても料金が払えなくなったという理由の方もいます。

もちろんいずれのケースも決行するかしないかは新郎新婦の判断によりますので式場側から「延期にしましょう」と言ってくることはまずないです。
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結婚式の延期を考えた私の事例

私は結婚式を1度延期しています。
理由としては2019年秋の大型台風19号の直撃が予想されたからです。

10月12日が結婚式の日取りでしたが、延期を決めたのは前日でした。
10月12日は土曜日でしたがその週のはじめから台風19号が土日に直撃するという報道でもちきりでした。
ふじのすけ
ふじのすけ
やばいかなぁ…まぁそれること祈っとこ
結婚式が近づくにつれ土曜日直撃の確率がどんどん上がっていき、気が気ではありませんでした。
ふじのすけ
ふじのすけ
やばいなぁ…でもそこまで強い台風じゃないっしょ
報道では関東で甚大な被害となった台風15号を越える今年1番の大型台風という話です。
そして結婚式前日に気象庁が記者会見したり鉄道会社が計画運休を発表したり…

私の友人は遠方からの参加が多かったため電車が動かないと来れないということ
外出は命の危険もあるので控えてくださいとの報道があったこと

この2点で延期することを決めました。取り急ぎ式場に延期する旨の連絡を入れ、ゲストの方全員にも延期しますと連絡しました。

式場からは「こちらから相談を持ち掛けることができずすみません」と謝られました。

ゲストの方々からはたくさんの励ましのお言葉をいただき少し救われました。
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結婚式の延期やキャンセルにかかる料金や保険のこと

まず結婚式のキャンセル料についてですが、式場によって違います。

<結婚式のキャンセル料の目安>

結婚式の150日前まで/申込金全額
約3ヶ月前まで/見積もり金額の20%
約2ヶ月前まで/見積もり金額の30%
約1ヶ月前まで/見積もり金額の40%
約2週間まで/見積もり金額の45%+外注解約料
前日まで/見積もり金額の45%+外注解約料+納品済み物品代金
当日/見積もり金額の100%

キャンセルの場合はこの程度のキャンセル料を定めている式場が多いですが、延期の場合は同じ式場を使う場合に限り料金がかからなかったり負担額が減ることがあります。


次に保険ですがブライダル保険は基本的に1種類しかありません。

ブライダル保険の補償内容は
・身内や新郎新婦の不幸
・身内や新郎新婦の1週間以上の入院
・新郎新婦が医師に外出禁止を命じられた場合
・災害


これらの事由によりキャンセルをした場合に補償対象となり、支払い保険料に応じて補償金を受け取ることができます。

保険料は5万、3万、1万から選択し、それぞれ最大で850万、500万、150万が補償されます。

ここでとても大事なことは、上記の補償内容以外は現状あらゆる事態でも補償されないということです。

今回の新型肺炎の影響拡大による自主的な延期や台風による交通機関の停止により決行できないような状況でも補償対象外となります。

ちなみに上記の災害時の補償とは新郎新婦の住居が半壊以上、もしくは家財に100万円以上の損害が生じた時にのみ適応されます。

例えば結婚式当日の朝に阪神淡路大震災のような地震が来ても自宅が無事なら保険適応外です。

現状のブライダル保険はいざという時に大変役に立ちますが逆に補償対象外のケースもかなり多くあります。

入っておいたら何もかも安心というわけではありません。
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結婚式の延期やキャンセルを悩む理由

結婚式の延期やキャンセルを悩む理由
結婚式を決行したい理由

・ブライダル保険に加入していない、加入していても保険適応外のケースに直面している
・キャンセル料が高額
・延期日がなかなか空いていない
・ゲストに直前で申し入れにくい
・ゲストに改めて予定を空けてもらわなければならない
・結果予定を空けれず来れないゲストが数名は出る
・妊娠や子供の問題

など、即決で延期やキャンセルを決めることができない様々な要因があります。


しかし今回の新型肺炎の問題が拡大化しているような状況であれば

・結婚式自粛ムードになっている
・妊婦や高齢者や子供がゲストにいるので感染が心配
・もし結婚式が原因でゲストや新郎新婦が感染した時の責任を取れない

など延期した方がいいのではないかと思われる要因もたくさんあり決行するにもなかなかの決断力が必要です。
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結婚式の延期を決めた私の事例

私が延期を決めた理由は先程も少し触れましたが、
台風により交通機関が止まり約20%程のゲストが来れないという点と、
なにかゲストの身に起きた時に責任が取れないという点です。

私にはキャンセル料を全額支払ってもう1度結婚式を行う経済的な余裕もなくブライダル保険にも入ってなかったので(入っていても結局補償対象外ですが)まず延期にかかる費用を判断材料にしようと思いました。

すぐに式場に連絡し(この時点で結婚式前日の15時頃でした)延期による追加費用の相談を電話で行い、追加でかかる費用は30万前後とのことだったので延期に踏み切りました。
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結婚式の延期を決めた時に新郎新婦がするべきこと

結婚式場関係へキャンセルの連絡

結婚式の延期を決めたらまず始めにしなければならないことは当然ですが結婚式場へ報告し承諾をもらうことです。
その際に結婚式場側から司会者、カメラマン、ドレスショップ、花屋さん、引き出物業者などに連絡を入れてもらうようお願いしておきます。
全ての業者にご自身で連絡を入れる余裕はおそらくないと思いますので…

結婚式場を経由しない完全外部委託の依頼がある場合は自分で連絡を入れるようにしましょう。

ゲストの方への連絡

これも結婚式場と話が着き次第迅速に行います。

基本的にはテンプレートとなる文章を作成し、電話で連絡して下さい。
親しい友人などであればメールやLINEでもいいと思います。

会社関係の方や高齢者には特に丁寧にお詫びを申し上げることを忘れないで下さい。
後々のトラブルに繋がるかもしれません。

また、直前での延期の場合は前入りをしているゲストやホテル・交通機関などの予約を入れているゲストの方もおられます。
ゲストの方に金銭の支払いが発生するような状況であれば負担する旨の申し出をテンプレートとなる文章に組み込みましょう。


例「交通機関や宿泊施設を予約されておりました皆様におかれましてはキャンセル料等を全額負担させていただきますので個別にご連絡ください」

結婚式場と交渉・相談し改めて打ち合わせの日取りを決める

延期日の選定やキャンセル料の相談の為に結婚式場のプランナーや支配人と打ち合わせをする場をなるべく早く設けてください。

私の場合は結婚式の予定日だった翌日に時間をとっていただき相談を行いました。

私の結婚式場での具体的な相談内容

①延期にかかる追加金額の交渉と相談
結婚式の延期による結婚式場との交渉は非常に大切です。

私の場合、延期による追加で負担しなければならない料金は生花代と司会者のキャンセル費用とすでに用意しているペーパーアイテム類で30万円前後でした。
その後交渉してペーパーアイテムの作り直し分のみの負担で済みました。

負担金額は結婚式場によって様々ですができる限りの交渉は必ず行ってください。

こちらから何も言わなければほぼ確実に全額負担することになってしまいます。
実際に結婚式場側はすでに用意している料理や生花の原価、人件費や当日の機会ロスなどは完全に損失になります。

なので結婚式場側もできる限り負債を減らしたいと思うのは企業として当然のことです。
②延期日の候補を出してもらう
改めて結婚式を行いたい場合は候補日をいくつか出してもらい一旦持ち帰りましょう。

その後親族やゲストの方に相談して決定するのがベストです。

周囲に相談もせず延期日を決めてしまうと結果として親族とのトラブルやゲストが複数人出席できないことになるかもしれません。
③ゲストに延期の謝罪と延期日のお知らせを兼ねた文章を作成してもらう
これは自分で作ってもいいですし改めて招待状を送る場合は不要かもしれません。

私は両親にマナーとしてきちんと文章を送れと言われたので結婚式場に相談して文章を作ってもらうことになりました。
ちなみに招待状は改めて送る必要はなさそうだったので送っていません。

このような細かい点もきちんと式場に確認しましょう。
④その他
次の打ち合わせの日程を決めてプチギフトを式場に謝礼としてお渡しし、ウェルカムスペースに置くアイテムなど持ち込みしていた物も全て持ち帰り、この日の打ち合わせは終了しました。

・延期日に向けて再度準備を進める

料理のコースも四季によって変わりますしドレスが延期日に予約できるかも分かりません。

席次表や生花など1から考え直さなければならないことは多いです。

再度手配しなければならないものをプランナーさんと相談し、きちんとピックアップしつつ準備を進めましょう。
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結局どうするのが正解なの?

例えば今回の新型肺炎のような病気の蔓延は結婚式事態が自粛ムードになります。

しかし決行するかどうかは新郎新婦次第です。
決行すれば少なからず批判もあるかもしれません。

延期した私の意見としては、金額的に許容できる範囲の延期料であれば
延期して後日、不安を払拭した状態で改めて結婚式に臨むことをオススメします。

私自身が延期して結婚式をした結果、大変満足のいく結婚式になったからです。

ゲストの方に安心して来ていただけるということ
私自身もゲストの安全の心配をする必要がないということ
が満足度を高めたポイントだったかなと思います。

しかし最終的には新郎新婦の判断になりますので様々な要素を精査し後悔しないよう選択を行うしかありません。

いずれにせよ時間をかけて悩んだのですからその想いは式場やゲストにも必ず届きます。

きっと満足のいく結果になるでしょう。
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まとめ

私は台風で結婚式を延期して正解だったと思っていますが同日に結婚式を挙げ満足している新郎新婦も知っています。
ずっとふたりで悩み続けずに両親や友人、式場に相談し意見を取り入れることがベストな解決策を見つける近道になります。

結婚式場側も費用などの交渉・相談には親身に対応してくれる所がほとんどだと思います。


また、私でよければいつでも相談に乗りますし、ここには書ききれなかったことも質問頂ければお答えします。

皆様が幸せな結婚式を迎えられますように願っています。

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