【旋盤加工】そもそも旋盤とは

【旋盤加工】そもそも旋盤とは町工場
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旋盤とは


恥ずかしい話ですが私は金属加工業に携わるまで「旋盤」という機械の存在を知りませんでした。
世の中にも旋盤を知らない方はたくさんいらっしゃいます。

ですが金属加工の世界においてはなくてはならない機械
ですのでより多くの方に知ってもらいたいです。
旋盤を使うと様々な形状に金属を加工することができます。
【旋盤加工品の一例】
旋盤加工品の一例
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旋盤の種類

汎用旋盤

 

NC旋盤

 

 

 

 

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%8B%E7%9B%A4
上の画像が旋盤です。
左側の画像は汎用旋盤、右側の画像がNC旋盤と言われています。
旋盤は被切削物を回転させ、固定されているバイトと呼ばれる工具で切削加工をする工作機械の一つである。主に「外径削り」、「中ぐり」、「穴あけ」、「ねじ切り」、「突切り」と呼ばれる各加工を行う。
被切削材料が回転するため、加工品は必ず回転軸に対して対称形になる(円筒や円錐、皿形など)。
一般の方には分からない言葉がゾロゾロと並んでいます。
「被切削物」とは削りたい材料のことです。
「バイト」とは材料を削る先端に刃物がついた工具のことです。
「外径削り」などの各加工法は下の画像のような種類があります。
旋盤の加工方法
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加工方法


①旋盤の主軸(チャック)と呼ばれる部分に材料を掴むための爪を取り付けます。

旋盤
上記画像の主軸と呼ばれている部分にこのような爪を取り付けます。
旋盤と三つ爪チャック
②爪で材料を掴みます。
三つ爪チャックとワークの把握
④主軸を材料とともに回転させます。
⑤回転している材料にバイトをあてて削っていきます。
旋盤外径切削
これでも分かりにくいかもしれませんが、旋盤の加工の原理はこのような感じです。
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汎用旋盤とNC旋盤


冒頭で旋盤の画像を載せましたが旋盤は大きく汎用旋盤NC旋盤の2種類に分かれます。

汎用旋盤は、作業者が手でハンドルを回し、材料にバイトをあてていきます。

回すスピードや切り込む量などによって出来上がる品物の質が大きく変わるので
一定以上の技術ノウハウと慣れが必要になります。

NC旋盤はコンピュータ上で動きを指定し、自動スイッチを押すと勝手にバイトが動いて
材料を削っていきます。加工自体はボタン1つ押すだけなので特に技術が必要ありません。

もちろんそれぞれにメリットがあり、一長一短です。
加工されている方にしか分からないかもしれませんが
それぞれのメリット・デメリットの一例を挙げてみます。

汎用旋盤のメリット
・単品の加工が速い
・刃物交換が速い
・自分で刃物の形状を作れる
・ネジのさらえ、面取りなど細かい手直しがすぐできる
・切粉の温度や状態を見て切削条件を変えられる
・ハンドルから伝わる感触で切削条件を変えられる
・突っ切り加工が楽
NC旋盤のメリット
・オペレーターは技術がなくてもできる
・量産品の加工が速い
・曲面の加工が容易
・取り付けられる刃物が多い
・切削油をかけて加工ができる
・一度に複数の機械を管理できる
など他にもいろいろありますが特徴が全く異なることが分かります。
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まとめ


ここまで読むと、NC旋盤なら誰でも簡単にできそうな気がしますね。

ところが実際には図面の読み方やプログラムの作成方法、工具の知識など
様々な勉強が必要になります。

もちろん大企業でボタンを押すだけのオペレーターでしたら
すぐに実務に入れますが、町工場でそういったところはほとんどありません。

今回は旋盤とはどんなものかという説明だけなので、
材料を削っていろんな形に変える機械ということだけ覚えて下さい。

また今後、細かい内容について少しずつ触れていきたいと思います。

コメント

  1. 京井久司 より:

    凄い詳しいくて見やすいです!
    僕内径研削加工をしていますー!
    また町工場あるある話しましょう

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